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髪の構造を理解しよう

髪は爪と同じように、肌の角層が変化してできた死んだ細胞の一つ。
だから一度ダメージを受けてしまうと、そこから修復することは基本的にできません。

ではどのようにして髪は作られているんでしょうか?
髪の毛は、頭皮から出ている「毛幹部」と、頭皮の奥にある「毛根部」で成り立っていて、いわゆる”髪の毛”と呼ばれるのがこのうち「毛幹部」です。
毛幹部は、18種類のアミノ酸が結合してできた、繊維状のケラチンというタンパク質によって構成されています。

毛幹部


”髪の毛”は3層で構成されていて、それぞれ特徴があります。

一番外側にあるのがキューティクル
キューティクルは髪の表面を保護しているうろこ状の部位です。
半透明で、数枚が積み重なることで毛髪内部を守っています。
キューティクルがあることで髪の毛は外部の刺激から守られているのですが、髪の最表面にあるので傷つきやすいのが特徴です。

その内側にあるのがコルテックス
コルテックスは繊維状のタンパク質、脂質、水分で構成された部分。
このタンパク質、脂質、水分量量によって、髪の毛の硬さやくせ毛がどうかといった髪質が決まります。
また、髪の毛を黒く色づけるのはメラニン色素なのですがメラニン色素はコルテックスに含まれており、メラニン色素の量が少なくなることで白髪となってしまうんです。

3層で一番内側にあるのがメデュラ
柔らかなタンパク質と脂質が主成分でできていて、毛髪の芯となる部分です。メデュラは産毛や細い毛には存在していないこともあり、メデュラに空洞がたくさんあると色あせて見えます。

毛根部

この髪の毛を作り出しているのが毛根部分です。
この毛根部が髪の成長に大きな役割を果たす重要な部分。

毛根には、その先端に毛球と呼ばれる膨らんだ部分があり、ここで髪の毛は作られています。
そして髪の成長には、毛球にある「毛乳頭細胞」と「毛母細胞」の働きが大きく関わっています。
毛球の中にある「毛乳頭細胞」が毛細血管から血液を取り込んで、「毛母細胞」に渡され、細胞分裂を繰り返すことで、それが押し出されるかたちで髪の毛がつくられているんです。
また、髪には生まれてから育ち、抜け落ちるまでの成長サイクルがあって、成長期(2~6 年)・移行期(2週間)・休止期(3~4ヶ月)の3つの周期から成り立っています。
髪の伸びる時期には、毛乳頭細胞が毛母細胞の分裂を活発にする指令を出し毛髪をつくる一方で、髪の抜ける時期になると、毛乳頭細胞は毛母細胞の活動を抑制する指令を出し、髪の成長も抑えられてしまいます。
このように、髪の成長を促すのも止めるのも、毛乳頭細胞の働き次第だということです。

このように、髪って伸びてきた毛髪部分だけを一生懸命にケアしてしまいがちですが、重要なのは見えない毛根部ってことなんですね。
しっかりケアして、健康な髪を作り出しましょうね。

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